安全投資のススメ(2)安全投資のススメ(2)~安全投資をしよう2~前回、安全投資をすることが大切ですね、と書きました。 ではその安全とは何でしょうか?どうやったら安全投資ができるのでしょうか? 安全投資は、 (1)安全な投資先としての銘柄選び (2)買いのタイミング(買値) から成ると思います。 この2つがそろって初めて”安全投資”といえるわけです。 (1)ですが、 そもそも、安全な投資先(絶対につぶれないだろうなーと確信できる銘柄)に投資しないと、 投資した金額が0になってしまうかもしれませんし、0にまでならなくても もし1/5や1/10になってしまったとしたら、0になったと同じようなものです。 絶対につぶれないだろう、と自分で確信が持てるような銘柄でないと、 株価が下がったとき、株を持っていることが心理的に耐えられなくなり、損失を出して 投げてしまったり(売ってしまったり)します。 ましてや下げたところを買い増す、ということはできません。 ちらっとでも、不安感を感じることが出てくるような対象に投資しないことです。 ※株価が下げだしたとき、周囲やニュース、評論家、解説、証券会社のレーティング、Yahoo掲示板の書き込みなど、 ここぞとばかりに悪材料や下げる説明が出てきて、不安感を感じさせます。 こうした中でも、「この銘柄は大丈夫。あおるだけあおればいい。そのおかげで株価が下げてくれたら、 安い値段で買い増すことができる」と思えることが大事なのです。 このためには、必ず復活する、と信じられる銘柄に投資する、ということが必要なのです。 また、買い増していった結果、本当につぶれてしまっては、即市場から退場、となってしまいます。 こういうことが起こらない銘柄を選ばないといけません。 (2)ですが、 買うタイミング(買値)、は、(1)の銘柄選びよりも大切なものです。 すばらしい業績、すばらしい将来性、のすばらしい銘柄であっても、株価が高いときに買ってはいけないのです。 moneytree7の「過去の歩み」にも書いてますが、2000年当時のソニーがそのような株でした。 投資初心者であるmoneytree7は、「日本のハイテクは、世界に冠たるものであり、未来永劫、 すばらしい業績を残していくものだ、ソニーはその最たるものだ」と夢を見て、買ったわけです。 この会社がすばらしい会社ということは今でもそう思っていますが、やはりこういう高い時点で買っては 儲からないばかりか損するばかりになります。 (現在、moneytree7の当時の買値の1/3の株価です。この株は戒めのために今でも保有しています。 (将来何10年後かに、買値に戻る可能性はあるかも・・と思っていますが・・(^^;)) 高い時点で買った株が恐ろしいのは、下げたら買い増し、下げたら買い増しとナンピンを続けていくと スカンピンとなってしまい、最悪、株式市場から退場せざるを得なくなることなのです。 これを防ぐには、 (1)高い時点で買わないこと (2)高い時点で買った銘柄のナンピンは絶対にしないこと。 (3)高い時点で買ったとわかったら、できたら損きりをすること。 (つぶれない会社の株なら、将来戻ることは十分あり得ます。 (3)は長い時間をかけてもよく、自分がストレスを感じないのなら、 しなくてもよいですが、資金効率が悪くなることは我慢しないといけません) ということになります。 (この中で一番大切なのは(1)であることはいうまでもありません。) ※これらを実施するためには、現在その会社の株が高いのか安いのかの判断ができないといけません。 さて、入り口の話しはとりあえずここまでにしておきたいと思います。 え?精神論はいいので、本題に早く入ってください、ですって? ちょっと待ってください。投資において精神論はとても大切なものです。 投資の最大の敵は、度を過ぎた「欲望」と「恐怖」です。 これに取り付かれてしまったら、かならず損をします。間違いないです。 安全投資を心がけること、(1)銘柄と(2)タイミングのポイントを常にチェックしてから投資すること、 でこれらから逃れることができると思います。 次回から、いよいよ、今日の(1)銘柄と(2)タイミングのポイントを 述べて行きたいと思います。 では、次回。 >次回へ ジャンル別一覧
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